大丈夫、大丈夫。
人と会話をしているとき、
自分の言葉が、しぐさが、表情が、声が、すべてが、
これで大丈夫なのだろうか、おかしくないだろうかと心配になる。
不適切なことを言っていないだろうか、
不自然だったり失礼な態度になってはいないだろうか、
怖い目つきになっていないだろうか、
自然な声が出せているだろうか・・・など、
話しをしながら頭の中はこうしたことを気にして
頭がいっぱいになって、だんだんと緊張であせってくる。
脳みそがギューッと締め付けられる感じがして、
頭が真っ白になってもうろうとしてくる。
頭痛が止まらなくなって、一人になりたいと人を避けるようになる。
こうした悩みを、かれこれ10年以上も抱えている。
どうしたら普通に人と話せるようになれるんだろうか。
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人間は失敗するものだし、他人を傷つけたり逆に傷つけられたりするもの。
すべての人に好かれるのは無理だ。
だから、自分を好きになってくれる人との関係を大切にしていけばいい。
人から変に思われようが、できない人間だと思われようが、いけ好かないだと思われようが、合わないわと思われようが、話しにくい奴だと思われようが、頭のおかしなやつだと思われようが、どう思われたって、いい!
少なくとも、自分のことを大切に思ってくれている人がいるんだから、
それでいいじゃないか!
ほかの人のことは、気にしない。
自分が人を傷つけてしまっても、人の言動や行動で自分が傷ついてしまっても、
お互い様だと思って、許し合えばいい。
抱えている傷は人それぞれで、それに触れたり触れられてしまうことがあるのは
どんなに気をつけたとしても人と関わり合う中で避けることはできないし、
しかたのないことだ。
それよりも過ちや失敗をおそれながら生きることで
びくびくしながら不安な気持ちでいるほうが、
自分にとっても相手にとってもよくない。
それに、気持ちのすれ違いや意見のぶつかり合いがあるからこそお互いのことを良く知れるし、もっと親密になれるかもしれない。
相手のことばかり考えて、相手に合わせようとして本当の自分を隠して人と接していたら、いつまでたっても浅いつきあいしかできない。
自分を出す勇気を持てたら、もっと人と仲良くなれると信じよう。
何よりも大切なのは、自分の感じたことや思ったことを大事にするということ。
人間の思考に「あってはならない」というものはないし、正解なんてない。
どんな感じ方をしてどんな思いでいるのかはその人の個性だし、
ある考えに至ったのにはその人の持つ何かしらの理由や原因があるはず。
だから、それでいい。今のあなたで。それで大丈夫、大丈夫!
人に対して表現がうまくできなかったりしても、それはしかたがない、
人より少し、不器用なだけ。
不器用な自分だからこそ、言葉がうまく出なくたって、ハートを大事にしよう。
自分にうそをついたり、ごまかしたり、見栄を張ったり、よく見せようとするんじゃなくて、ピュアな自分らしいハートを持つことだけできればいいのだと考えよう。
今日の自分を振り返ったとき、『自分のダメだったところはどこか』よりも、
『自分らしく元気にがんばれたかどうか』を気にするようにした方がいい。
がんばれたかといっても、
朝起きてきちんと身支度をして家を出られたとか、
終業時間まで会社にいて勤務できたとか、
お弁当作っていけたとか、
いつもより階段を上ったりたくさん歩いて運動できたとか、
夜ごはん作れたとか。
ちょっとしたことでいいから、
自分を責めるよりも、褒めてあげよう。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
人となかなかうまく付き合えなくたって、無理してがんばろうとしなくていい。
「自然に、ありのままの自分で気持ちよく穏やかに、楽しく生きること。」
これを自分のポリシーにしよう。